閉じ込められ案件

一昨日の夕方、ある入居者から電話が入りました。子供部屋のドアが開かなくなり、中に子供が閉じ込められているとの事でした。塾に行く時間が近づいていて、お母様は非常に慌てている様子。取り敢えず鍵穴用の潤滑スプレーを持参してお宅に伺いました!

現地に着くとドアノブは半分取れかかっていて、ノブを回しても上手く回りません。。。スプレーをしても状況は同じです。。。

こちらのお宅は24時間駆け付けサービスのホームマイスター24に加入しているのですが、電話をしてもFAX音が鳴るだけで電話が繋がりません。

そこでサウザンロード商店街にある「総合ロック」に電話して業者に来てもらうように入居者に伝えました。電話をするとすぐに来てくれるとの事。ひとまず安心して事務所に戻りました。そしてもしかしたら家財保険の対象になるかもしれないので、領収書を受け取るように言いました。

その後、入居者が領収書を持って事務所にきてくれたのですが、金額は20,900円!!!突然の出費としては痛いですね。。。聞けばドアノブの内部が経年劣化により一部が破損していたそう。

保険会社に状況を伝えてみたものの、残念ながら保険の対象にはなりませんでした。

そこでアメリカに住むオーナーにメールでご相談してみることにしました。半額の10,000円を負担してくれないかとお願いしてみました。契約上は小修繕は入居者の負担ですが、経年劣化は入居者の過失ではないので、全額負担してもらうのは私の心が痛むので。。。。断ってもらっても契約上は問題ないことを伝えたのですが、オーナーは快く引き受けてくれました。嬉しかったです!!!

こういうときに協力してくださるオーナーだと、入居者も永く住もうと思ってくれるのではないでしょうか?

 

ナイジェリア人の申込み

誰からかの紹介らしく、先週ナイジェリア人の男性が来店しました。2件物件を案内して、申込みをしてくれたまでは良いのですが…

管理会社から確定申告を提出するように言われ、その旨を伝えたのですが、本人に上手く伝わらないようです。Google翻訳で検索して、英語でも伝えてみました。

でも税理士が書類を持っているとかで、本人の手元にはないと言うのです。そんなはずはないのですが…

結局、提出期限までには間に合わなく、申込みは取消されました。この1週間の仕事は水の泡。

何度も経験していますが、外国人の契約は難しいですね…

無職の部屋探し

先月30代男性で無職の方が部屋探しに来店されました。

無職でも賃貸借契約は出来ます。ただし賃料を払える証明として預貯金通帳のコピーを提出して頂く事になる旨を伝えて、お客様より了承を頂きました。

お客様の希望はオートロック・駐車場有のマンション。対象となる物件が少ないのが現状です。

1件目

「無職」と伝えただけで管理会社よりNG

2件目

保証会社の審査は通りましたが、退去後に内見をしてみたらイメージと違っていた為、残念ながらキャンセル

3件目

保証会社より連帯保証人を求められ、親族を連帯保証人を立てたものの不承認

4件目

保証会社不承認…

お客様としては充分な預貯金があれば、審査は承認するものと思っていたようですが、現実には厳しい事が分かったようです。以後、お客様からの連絡は無くなりました。

当社としても一生懸命対応したのですが、残念です。この仕事は成果報酬なので、契約に至らなければ収入は0です…

今月は良いご縁に恵まれますように。。。

リピーターのお客様

7/1(月)の朝、以前契約されたお客様からお電話を頂きました。来店予約のお電話です。

このお客様が契約されたのは数年前ですが、とても良く覚えています。次女の方のお部屋探しの為に、ご本人とご両親様の3人でご来店されたのです。その仲の良さに驚くやら、羨ましいやら。。。しかも平塚市から!!!だから余計に印象に残っているのだと思います。

今回は長女の方のお部屋探しとの事。やはりご両親様と一緒の3人でのご来店でした。相変わらずの仲の良さで、私までニコニコしてしまいます!

予めネットで物件を検索していたそうで、内見したい物件名を教えてくれました。しかもその物件は他社の管理会社の専属物件なのをご存知で

「相模大野まで行くのが面相くさいから、ミカさんのところで内見できたら」

と言ってくださったのです。早速内見の手配をして、お父様の運転する車に相乗りさせて頂き、ご案内しました。

立てる高さのあるロフトがある2DKマンションです。とても気にってくださり、すぐにお申込みを頂きました!有り難いですね。

大雨のご案内

6/18(火)は朝から大雨でした。事務所を開けてもきっと暇だろうなぁ。。。と思っていましたが、一応出社しました。ニュースでは大雨による新幹線運転停止を報じています。電車が停まる前に早めに事務所を閉めようと決めました。

すると、以前契約してくれたナイジェリア人(男性)が来店しました。小田急相模原・相武台前でアパートを探しているそうです。有り難いけどよりによって、こんな大雨の日にご案内になるとは。。。

3件程、外国人可の物件をピックアップして彼が運転する車に乗り込みました。外国人のご案内の利点はとにかく内見時間が短い事!ですね。3件を見て回っても30分程でした。

以前の彼は日本語がほとんど話せなかったのですが、日本人の奥さんと結婚してから日本語が上達していました。

翌日には内見した3物件の中から決めた物件を連絡をしてくれました。今はオンラインの申込なので、漢字の読めない彼のために私が必要事項を入力していきます。無事に審査が通って努力が報われるといいな~!

相見積もり

相見積もりとは、同時に複数の業者から商品やサービスの見積もりを取り、条件や価格を比較することです。

賃貸不動産仲介業では、家賃・共益費・火災保険料などは管理会社から指定されるので、他社と異なる見積額が出るとしたら仲介手数料位ですね。

先日、男性からとあるアパートの見積もりを依頼するお電話が入りました。初期費用の合計額ではなく、費用ごとの金額を出してメールで送って欲しいとの内容でした。メールアドレスは伺いましたが、ご本人は名前を名乗りません。この時点でなんか胡散臭いなぁ、と感じました。

取り敢えず費用ごとに費用を明示してメールを送りました。

そして次の日、その男性から再び電話が入りました。その方曰く「とにかく初期費用を抑えたい」そうで、下記の事項について交渉して欲しいと言ってきました。

1.火災保険は自分の利用している保険会社を使いたい

2.退去時クリーンング代を下げて欲しい

3.鍵交換代を下げて欲しい

4.24時間駆けつけサービスは火災保険で賄われるので、外して欲しい

私は開業して10年以上経ちますが、このような主張をされる方は初めてです。1に関しては保険証書を提出することで認められる(無保険を避けるため)ことがありますが、それ以外に関しては管理会社指定に条件なので、認められることはないのではないのでは?と伝えました。

また申込みをしていない段階で条件交渉はできません。申込書を提出して借りる意志を示した後、諸条件についてオーナーが判断をします。そのことも彼に伝えました。

すると「それなら申込書を記入するから申込書をメールで送って欲しい。内見はもう済んでいるから」と言われたんです!

えっ?どういう事????

そこで「どうして内見をしてもらった不動産会社に頼まないのですか?」と訪ねたら

「相見積をとっている」と言われたのです。。。

基本的に内見を依頼した不動産会社に申込みをするのが筋です。信義則に反したことはしたくありません。当社としては見積もりを出すことはお断りして電話を切りました。

胡散臭いと思った第一印象が当りましたね。。。

一般に家賃交渉をすることは可能です。それを判断するのはオーナーなので、交渉が上手くいくかどうかは分かりません。ただ中には「あれこれ主張する借主だと、入居してからクレームが増えるかもしれない」と判断される場合があります。条件交渉をしたい気持ちはわかりますが、それなら初期費用が抑えられる別の物件を検討する方が懸命だと私は思います。

2件同時の契約でした!

昨日は11時から2件同時の契約でした。つまり、同じアパートで部屋が違う2人の契約。賃料が違うだけで契約期間や契約内容は全て同じなんです。2人は同じ会社に務める会社の同僚。同じアパートで別々に暮らせる物件を探されていたそうです。

だから別々に契約をするより早く終るので、2人一緒にご来店頂きました。

申込みを貰ったのは先月3月。繁忙期のこの時期にアパート2部屋の空きを見つけるのは、大変だったと思います。当社が入居募集を依頼されているアパートは、女性限定。しかも4/1と4/6に退去が続いたので、条件がバッチリ合いました!(笑)

コロナ前は弊社のホームページ公開数は400~450室でした。コロナ禍で引っ越しをする人が減ったようで、現在のホームページ公開数は200室前後です。しかも繁忙期となる2月~3月は150室を切ることもしばしば。。。

コロナ以降、繁忙期の部屋探しは本当に大変な状態が続いています。比較的キレイな人気物件は、新着で掲載した1~3日以内に無くなっていることはしばしば。入居中の物件を写真だけ見て、決断するしかない状態です。

弊社でも3月下旬入居希望のお客様が千葉県から内見の来られたのですが、内見をした翌日の申込みをしよいとしたら、既に他の方の申込みが入っていた。。。なんて事もありましたよ。

昨日契約してくれた2人も入居中の物件に申し込みをしてくれ、退去後に改めて内見して頂き契約に至りました。2人同時の契約は開業してから初めて!貴重な経験になりました。

鍵の引渡しまで引き続き丁寧に対応したいと思います!

 

生活保護受給者の部屋探しについて

先日、当社のホームページを見た方からお問合せの電話がありました。内容は引きこもりをしている弟が今度生活保護受給を申請しようとしているとのことでした。そこで、当社で部屋を見つけて手続きを行いたいので、弟にお宅の会社の電話番号を伝えてもいいか?とも言われました。

つまり電話の主であるお兄さんは何もせず、弟の面倒を全部見てくれという様な内容なんです。

あれ、なんかおかしい。。。?と思い、詳しく事情を伺いました。

①現在、母と一緒に住んでいるが、それだと生活保護は受給できないから引っ越しをするよう市から言われている

②まだ保護は決定していない

③母の命は長くないから、母が死んだ後は弟には実家に住んで欲しくない

ここで問題になるのが①と②です。そこでお兄さんに下記の件を伝えました。

①保護決定前の引っ越し費用(契約金・引っ越し代)は自己負担である

②4万円のアパートでも引っ越し費用は15万~20万円かかるが、その費用を弟さんは支払いができるのか?

するとお兄さんは生活保護が受給できれば、引っ越し費用は市が負担するのではないか?と言ってきました。

そこで引っ越し費用を市が負担するのは、保護が決定され支払い家賃が保護の範囲をオーバーしている方だけであること、受給の前段階の場合の引っ越しは全て自己負担であることを伝えました。

「どうにかならないのか?」と言ってきたので「当社は不動産屋で保護が決定された方に部屋を紹介しているだけ。受給プロセスの相談事は市のケースワーカーに相談して欲しい」と返事しました。

当社に電話すれば、全て解決すると思っていたお兄さんは、さぞかしガッカリしたでしょうね。。。

ナイジェリア人のお客様

先日の土曜日はナイジェリア人女性の契約でした。ご連絡を頂いたのは、スマホのアプリWhats Appからでした。この数年、何人もナイジェリア人のお客様をご案内・契約をしています。いずれの方も全てWhats Appからメッセージが送られて来るのがきっかけです。私の知らないところで私の個人情報が拡散されています(笑)

最初にご縁があったナイジェリア人から、紹介で繋がっているようです。今まで契約したナイジェリア人は軽く10人以上、20人近いかな?

簡単は会話はできますが、チョット難しい場合はGoogle 翻訳先生に頼って接客しています(笑)

今回のお客様は小学校の英語の先生でした。私の事務所のあるオダサガではなく、勤務先の小学校に近い淵野辺駅近くのアパートをご案内し、無事契約となりました。

契約には、彼女の緊急連絡先である友人ご夫婦が同席してくれました。契約書の細かい内容をご主人が全て英語で説明してくれて、とても安心できましたよ(^^)

それにいつもは私がやっている電気・ガス・水道の手続きも、その方達がやってくれるようなので、今回の契約は気が楽でした。

外国籍の方の部屋探しは本当に大変で、とにかく紹介できる部屋が無い!(T_T) それプラス初期費用が低い物件だと、本当に、本当にキビシイ。。。やっと見つかった物件でも、内見だけで終わることだって何度もありますよ~!だからこうやって無事契約ができると、ホッとします。

自分で自分に乾杯しちゃおうかな?

横浜で決済・引渡

今日は10:30からマンションの決済・引渡がありました。場所は横浜市西区、朝は横浜線で横浜駅まで行き京急に乗換て1駅目の「戸部」で下車して歩きました。戸部で降りたのは初めてです!

道が全く分からないのでGoogle Mapに案内してもらいながら「湘南使用金庫」を目指します。

アーケードが続く商店街の真ん中に湘南使用金庫がありました。

月末ではないので混んでいなく、決済・引渡は30分程で終了しました。今回の物件は1年前に預かったマンションでした。エレベーターが無くペットも買えないのでお問合せが少なく、販売に時間がかかってしまいました。でもこうして無事決済が迎えられてホッとしました!

帰りは相鉄線「西横浜駅」から海老根経由で売主様と一緒にオダサガに戻りました。帰り道沢山お話しが出来てアッと言う間でした。当社は末永くお付き合いをしていきます。

今後ともよろしくお願い致します。

★相模大野・小田急相模原 ミカハウジング★

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