先日のブログで、イエメン人(難民)との契約が契約当日にキャンセルされた内容を書きました。
8/28(金)の夕方にキャンセルと言われ、翌日NPO法人のスタッフに付き添われ、一緒に来店した時もスタッフの説得にも関わらず彼は「キャンセル」の一点張りでした。
今日は、その続きについて書きます。
キャンセルになったので管理会社に謝りの電話を入れ契約書は管理会社に返信しました。またオーナーにキャンセルになった理由を説明しなければならないので、これまでの経緯をまとめてメールで報告しました。
今までの努力は泡になって悔しかったけど、入居後に言葉の問題でトラブルになりそうな方を排除できて、結果的にはこれで良かったんだと自分に言い聞かせました。
ところが、です!
8/31(月)になって彼が一人で「ゴメンナサーイ!」と言いながら来店しました。どうやら契約したいと言うのです!( ゚Д゚)
いやいや、2日前は頑なにキャンセルと言っていたじゃないか。。。
真意を確認すると「日本の習慣を理解していなかった」「1年ではなく2年住む」「毎月500円貯金して退去時のクリーニング代を貯める」等々。。。
何を今さらという気持ちと、ここで私が断ったら彼はまた一から部屋を探さないといけなくなる。英語も日本語も通じない、しかも難民で生活保護となれば部屋を探すのにも苦労するはず。。。可哀想だな、とまた思ってしまったのです。でも度々態度を変えるのも不安が残ります。
そこで市の福祉担当者と先日当社に来店したNPOスタッフにそれぞれ電話を掛け、事態を説明しました。お二人共「これだけあちこちに迷惑を掛けて、今さら契約なんて無理でしょう」との答えでした。当然です。
でも私はどうしても彼を見放す事ができないし、かと言って自分で可否を判断することもしたくありませんでした。
結局、最後はオーナーの判断にゆだねました。オーナーから連絡が来たら電話をするから今日は帰ってくれと伝えました。
その日はオーナーからの連絡がありませんでした。もうしかしたらNGかもしれない。。。そんな心配をしていました。そして翌日。
オーナーからの承諾があったと連絡が入りました!
まさかの展開です(>_<)
結局、送り返した契約書を再び送ってもらい9/3(木)に契約となりました。前回と違い、契約時にはNPOスタッフが同席してくれました。お蔭で当日ガス開栓の立会・室内チェックもNPOスタッフがしてくれ、私の付き添いが無くなり本当に助かりました。スタッフの話では難民として日本に辿り着くのは相当大変で根性が座っていないと無理だそうです。「難民の方は大体疑い深いですね」と仰っていました。彼はイエメンを出てからどんな苦労をしてきたのかなぁ。。。
彼が初めて当社に来店してから丁度1カ月、紆余曲折はありましたが無事契約まで辿り着きました!
これから日本語を習いに行くそうです。もう少し日本語でコミュニケーションを取れるようになって欲しいなあ!
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